【敏感肌向け】プチプラ化粧下地おすすめ5選 税込2,000円まで

敏感肌の方が化粧下地を選ぶ際、自分の肌に合うかどうか心配になりますよね。買ったのは良いけど、自分には合わなかったことはありませんか?

化粧下地を選ぶポイントを知っていると、自分に合った化粧下地を選びやすくなります。

なるべくプチプラで済ませたいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

今使っている化粧下地より安くて、かつ自分に合っている化粧下地を見つけられたらいいですよね。

今回は化粧下地を選ぶポイントを踏まえて、プチプラで購入できる敏感肌におすすめの化粧下地を5つ紹介します。

なお、この記事ではプチプラを税込2,000円以下と定義します。

目次

敏感肌で悩んでいる方の化粧下地の選ぶ5つのポイント


敏感肌の方が化粧下地を選ぶ際のポイントは5つあります。

  • 刺激の原因になる成分を避ける
  • UVカット効果のある化粧下地を選ぶ
  • 効能テスト済みの化粧下地を選ぶ
  • 化粧下地のテクスチャーで選ぶ
  • 保湿成分が含まれている化粧下地から選ぶ

ここからそれぞれのポイントを詳しく見ていきます。

刺激の原因になる成分を避ける

敏感肌の方の化粧品選びは刺激の原因になる成分を避けるのが重要です。

成分表示をチェックするほか、◯◯不使用、もしくは◯◯フリー処方の記載の有無を確認しましょう。

下記の成分は敏感肌に影響を与える可能性があるため、敏感肌の人は避けた方が良いとされています。

  • アルコール
  • パラベン
  • 鉱物油
  • 合成香料
  • 合成着色料

これらの成分を下記の表にまとめました。

配合される目的敏感肌の方が避けた方が良い理由成分表記
アルコール油性成分を水に溶けやすくする
清涼感を出すため
など
アルコールの蒸発しやすい性質により、肌の乾燥を招く

乾燥や刺激を引き起こす可能性がある。
エタノールなど
パラベン化粧品の腐敗、変色防止品質保持アレルギー反応を引き起こすことがあり、肌が赤みや、かゆみを伴うことがある

皮膚を乾燥させる
メチルパラベン
エチルパラベン
プロピルパラベン
ブチルパラベン
鉱物油肌の表面をなめらかにする
肌の水分蒸発を防ぐ
肌に対する刺激が大きい
毛穴を詰まらせる原因にもなる。
ワセリン
パラフィン 
ミネラルオイルなど
合成香料化粧品に香りをつける具体的な成分が把握できない点でリスクが高い香料
合成着色料化粧品に色をつける皮膚に刺激を与える場合があり、赤みやかゆみが生じるリスクがある

合成着色料が皮膚のバリア機能を低下させる
タール色素など
例:「赤色◯号」「青色◯号」

敏感肌といっても、人によって合う成分、合わない成分が異なります。

そのため、敏感肌だからといって、敏感肌の方が避けたほうが良いと言われている成分がすべて合わないわけではありません。

過去に合わなかった化粧品が複数あれば、合わなかった化粧品の成分表示から分析するのもおすすめです。

それらに共通する成分から推測すると、刺激の原因になる成分を避けやすくなります。

UVカット効果のある化粧下地を選ぶ

紫外線は肌に大きなダメージを与えるので、UVカット効果のある化粧下地がおすすめです。

UVカット効果というとSPFやPAを思い浮かべる人が多いと思いますが「紫外線防止剤」も軽視できません。

「紫外線防止剤」は「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類に分類されます。

「紫外線吸収剤」は、吸収剤が紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換してお肌を紫外線から守るのが特徴です。

「紫外線吸収剤」にはメトキシケイヒ酸オクチル(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)、ジメチルPABA オクチル(ジメチルPABA エチルヘキシル)などがあります。

まれに「紫外線吸収剤」が肌に合わない場合があるため、敏感肌の方には「紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル処方)」の化粧下地がおすすめです。

一方、「紫外線散乱剤」は紫外線を物理的に跳ね返して、お肌を紫外線から防御します。

「紫外線散乱剤」の成分には酸化亜鉛、酸化チタンなどがあります。

また、金属アレルギーをお持ちの方は酸化亜鉛で刺激を感じる場合があるため、酸化亜鉛フリーの下地を選択肢に入れるのも良いでしょう。

効能テスト済みの化粧下地を選ぶ

化粧品は商品を使ったときにトラブルが発生しないなどの観点から効能テストが行われています。

各企業が設定した安全性基準に基づき、クリアした製品には「〇〇テスト済み」と表示されます。

敏感肌の方が化粧下地を選ぶ際に参考にしたいテスト表示は次の4つです。

  • アレルギーテスト
  • パッチテスト
  • スティンギングテスト
  • 敏感肌の人の協力による連用テスト

これらのテストを下記の表にまとめました。

チェックの対象テストの基準をクリアした表示
アレルギーテストアレルギーのリスクの有無アレルギーテスト済み累積刺激テスト済み など
パッチテスト皮膚炎(かぶれ)が起きないかパッチテスト済み低刺激性 など
スティンギングテスト一定時間ごとにヒリヒリやかゆみ感などの感覚刺激(スティンギング)の有無スティンギングテスト済み低刺激性 など
敏感肌の方の協力による使用テスト(連用テストともいう)一定期間、実際の使用方法で製品を使って安全性や、商品の使用感に問題の有無敏感肌の方の協力による使用テスト済み など

体質や肌状態は人によって異なるため、これらの効能テストはすべての方に肌トラブルが起こらないことを保証するわけではありません。

ですが、これらの効能テストは自分に合う化粧下地を選ぶ目安になります。

化粧下地のテクスチャーで選ぶ

敏感肌の方が使う化粧下地は、軽くて、伸び心地が良いテクスチャーがおすすめです。

テクスチャーとは化粧品の触り心地やつけ心地、肌に乗せた時の質感を指します。

敏感肌の場合、重たいテクスチャーの化粧下地を使うと摩擦により、刺激になりやすいためです。

化粧下地を軽く撫でて、よく伸びるかを目安にすると良いでしょう。

保湿成分やエモリエント成分が含まれている化粧下地を選ぶ

敏感肌の方が化粧下地を選ぶ際、保湿成分やエモリエント成分が含まれているかもチェックしましょう。

エモリエントとは肌の水分蒸発を抑え、うるおいを保ち、肌をやわらかくする皮膚の作用を指します。

化粧下地に使われている保湿成分は「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」など。

エモリエント成分だと「セラミド」、「スクワラン」などが挙げられます。

敏感肌は角質層のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい状態を指します。

角質層のバリア機能低下の原因の1つに肌の乾燥が考えられます。

そのため、保湿力が高い化粧下地を選ぶのがおすすめです。

カサつきや、乾燥による化粧崩れの予防もできます。

敏感肌の方の化粧下地選びは「石けんで落ちる」をそこまで重視しなくても良い


敏感肌の方が化粧下地を選ぶ際、「石けんで落ちる」か否かを重視する必要はありません。その理由は2つあります。

1つ目は石けんオフに対応していないメイクアップアイテムを上から乗せた場合、クレンジングをする必要があるためです。

2つ目は「石けんで落ちる」はあらゆる洗顔料で落とせるという意味ではないからです。

ここで石けんと洗顔料の違いを解説いたします。あくまでも、一般的な目安なので製品によっては異なる場合があります。

石けんは洗顔料の1種で、洗浄力が強く、さっぱりとした洗い上がりが特徴です。

一方、洗顔料には固形石けんのほか、フォームタイプ、ジェルタイプ、泡タイプなどの種類があります。種類によって、洗浄力や洗い心地が異なるのが特徴です。 

また、洗顔料の洗浄力が強いほど、皮膚への刺激も強くなります。肌への優しさを考えて、「低刺激性」を優先すれば洗浄力が低い洗顔料を使うことになるでしょう。

石けんで落ちるコスメを落とす際、石けんほどの強い洗浄力でなければ落ちないケースも考えられます。

そのため、普段マイルドな洗浄力の洗顔料をお使いの場合、「石けんで落ちるタイプ」の化粧下地を落としきれない可能性があります。

敏感肌の人におすすめのプチプラ化粧下地5選


ここからは税込2,000円以内で買えて、なおかつ下記の5点を踏まえて、化粧下地を5つ紹介します。

  • 刺激の原因になる成分を避ける
  • UVカット効果のある化粧下地を選ぶ
  • 効能テスト済みの化粧下地を選ぶ
  • 化粧下地のつけ心地・肌に載せた時の質感
  • 保湿成分が含まれている化粧下地から選ぶ

商品自体の特徴のほか、実際の評判から良かった点、気になる点をまとめて表にしたうえでピックアップします。

ORBIS スキンモイスチャーベース 1,540円(税込)


画像引用:ORBIS スキンモイスチャーベース

1,540円(税込)30g  SPF28 PA+++

  • 無油分
  • 無香料 
  • 紫外線吸収剤不使用

ORBIS「スキンモイスチャーベース」は乳液のようなテクスチャーで、なめらかに伸びるのが特徴です。

カラー展開はナチュラルなピンクベージュ1色。顔色がくすんで見えることにお悩みの方におすすめ。血色感と自然なツヤ感をプラスします。

ヒアルロン酸、ハチミツなどの保湿成分を含む美容液成分87%配合により、しっとり肌を実現。

大気汚染物質バリア成分※2もプラスして、乾燥やダメージから肌を守ります。

  • 酸化亜鉛フリー
  • アレルギーテスト済※1

※1すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません
※2ちり・ほこり等の空気中の物質から肌を保護する成分(ホウケイ酸(Ca,Na)、酸化銀)

良かった点気になる点
伸びが良く、肌によくなじむ
日中のメイク崩れも気にならない
しっとりする
べたつく
白浮きする
カバー力は低め

REPAIR&BALANCEスキンケアUVベース 1,540円(税込)


画像引用:REPAIR & BALANCE  スキンケアUVベース

1,540円(税込)40g SPF49 PA+++

  • アルコール不使用
  • パラベンフリー
  • 合成香料フリー
  • 合成着色料フリー
  • 紫外線吸収剤不使用

REPAIR&BALANCEの「スキンケアUVベース」の色展開はトーンアップライト(ホワイト)・トーンアップローズ(ピンクベージュ)の2色。

ツヤ感&トーンアップであればライト、血色感アップ&色ムラカバーであればローズがおすすめです。 柔らかく、水分が多いテクスチャーで、すっと伸びていきます。

塗っている感がなく、自然な印象のツヤ肌を演出します。

厳選植物成分(整肌)リベアコンプレックスRB:モリンガ・バオバブ・ツボクサ・クローブ・ユーカリ、「セラミド」、「NMF」配合でしっとり肌へ。

ハーブとお花、柑橘を組み合わせたさわやかな香りでメイク時間をリラックスタイムに。

合成香料を使用せず、植物の精油を使用しています。

  • アレルギーテスト済み※1
  • 48時間パッチテスト済み※1
  • ノンコメドジェニックテスト済み※2

※1すべての方にアレルギーが起きない、皮ふ刺激が起きないというわけではありません。
※2すべての方にコメド(ニキビのもと)ができないことを保証するわけではありません。

良かった点気になる点
保湿されているのを実感できた
軽いつけ心地で、伸びが良い
崩れにくい
ベタつきを感じた
香りが好き嫌い分かれる
人によっては重たく感じる

MINON Amino Moist ブライトアップベースメイクUV 1,760円(税込)


画像引用:MINON Amino Moist ブライトアップベース UV

1,760円(税込)25g SPF47 PA+++

  • アルコール(エチルアルコール)無添加
  • 合成着色料フリー
  • パラベンフリー
  • 紫外線吸収剤フリー
  • 酸化亜鉛フリー

MINON Amino Moistの「ブライトアップベースメイクUV」はトーンアップ効果1※により、夕方まで明るい顔色をキープ。

カラー展開は1色のみで明るいライトベージュです。

紫外線だけでなく、花粉や埃、排気ガスなどの肌荒れ要因からお肌を守ります。

9種類の保潤アミノ酸のほか、アミノ酸系セラミド類似成分※2が角質層に浸透。さらにうるおい膜※3が水分をキープ。

2種の清透アミノ酸※4を配合し、うるおいによる弾力感のある肌へ。

※1メイクアップ効果
※2ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル):保湿
※3ポリクオタニウム-61:皮膚保護/グリセリン
※4リシンHCL、カルノシン(アミノ酸誘導体)(医薬部外品はL-リシン塩酸塩、トリプトファン):保湿

  • パッチテスト済み※5
  • アレルギーテスト済み※5
  • スティンギングテスト済み※5
  • 敏感肌・乾燥肌の方による連用テスト済み※6

※5すべての方にアレルギー性反応、皮膚刺激、感覚刺激が起こらないというわけではありません
※6すべての方の肌に合うということではありません

良かった点気になる点
伸びがよく、ベタつかない
保湿力が高く、しっとりする
トーンアップ効果が高い
モロモロが出る
白浮きする

Curel 潤浸保湿 色づくベージュ 1,980円(税込)


画像引用: 【特集】潤浸保湿 色づくベースミルクに新色 湯あがりピンクベース誕生

1,980円(税込)30ml  SPF24 PA++

  • アルコールフリー(エチルアルコール無添加)
  • 無香料

Curel(キュレル)の「潤浸保湿 色づくベージュ」はシャバシャバしたテクスチャーで、みずみずしく、なめらかな使用感が特徴です。伸びがとても良いので、ストレスフリー。

01(明るいベージュ)と、02(自然なベージュ)の2色展開です。

素肌感を残して、自然な仕上がりにトーンアップ※1。薄いシミなら隠せるほどのカバー力があります。

保湿成分(セラミド機能成分※2、ユーカリエキス、アスナロエキス)配合により、夕方までうるおいキープ。

  • アレルギーテスト済※3
  • 乾燥性敏感肌の人によるパッチテスト済※3
  • ノンコメドジェニックテスト済み※4

※1メイクアップ効果によるもの
※2セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド
※3すべての方にアレルギー性反応、皮膚刺激、感覚刺激が起こらないというわけではありません
※4すべての方ににコメド(ニキビのもと)ができないことを保証するわけではありません。

良かった点気になる点
伸びがとても良い薄いシミなら隠せるくらいのカバー力がある保湿力が高い色白の人には暗く見える汗で崩れやすい

IHADA 薬用フェイスプロテクトUVミルク 1,980円(税込)


画像引用:薬用 フェイスプロテクトUV ミルク
1,980円(税込)30mL SPF50+ PA++++

  • アルコール(エタノール)無添加
  • パラベン(防腐剤)フリー
  • 無香料
  • 酸化亜鉛フリー

IHADA(イハダ)の「薬用フェイスプロテクトUV ミルク」は液体感のある軽いテクスチャーで伸ばしやすく、塗るとしっとりします。

色展開はクリアベージュ1色です。

薄膜がかかっているかのような自然なツヤ肌に。厚塗り感がないのに、カバー力も多少あるので軽いメイクで済ませたいときにもピッタリです。

有効成分トラネキサム酸が配合されているため、美白※1効果と肌荒れ防止効果もあります。

紫外線、ブルーライト※2、花粉・ほこり、PM2.5など微粒子の付着、皮脂、乾燥からお肌をガード。

  • アレルギーテスト済み※3
  • 刺激性評価済み成分のみを使用※3
  • ノンコメドジェニックテスト済み※4

※1日焼けによるシミやそばかすを防ぐ
※2ブルーライトカット成分配合
※3すべての方にアレルギーが起きない、皮ふ刺激が起きないというわけではありません。
※4すべての方にコメド(ニキビのもと)ができないことを保証するわけではありません。

良かった点気になる点
崩れ方も綺麗
カバー力は高めで、ノーファンデでも使える
軽くて、さらさらとした質感
色白の人にとって色が暗く感じる場合がある

化粧下地を賢く選ぼう

この記事ではプチプラ価格でなおかつ敏感肌の方にも使いやすい化粧下地を5つ紹介いたしました。

どれも税込2,000円以下で買えて、使い心地もよく、自然な印象の明るい肌に見せてくれます。

今回紹介した5つの下地はそれぞれ、こんな方におすすめです。

ORBIS「スキンモイスチャーベース」:保湿力が高いため、乾燥で悩んでいる方におすすめです。ピンクベージュの下地なので、血色をよく見せる効果も。

REPAIR&BALANCE「スキンケアUVベース」:刺激になる成分が極力配合されていない下地を探している方。自然なツヤ肌仕上がりと、柑橘系と植物の香りを組み合わせた香りも魅力。

MINON Amino Moist「ブライトアップベースメイクUV」:刺激になる成分を極力避けて、敏感肌に関係する効能試験済みの商品を重視している方。トーンアップ効果の高さが魅力です。

Curel「潤浸保湿 色づくベージュ」:ミルクのようなさらっとしたテクスチャーが好みの方におすすめ。保湿成分も含まれていて、乾燥に悩んでいる方にもぴったりです。

IHADA「薬用フェイスプロテクトUV ミルク」:ある程度のカバー力は欲しいけど、薄膜感のある仕上がりが好みの方

化粧下地選びを選ぶ際は刺激の原因になる成分を避けるほか、保湿性の高さ、テクスチャーなども意識して選んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

Webライターの稲葉奈那と申します。

分かりやすさ、読んでいてイメージしやすい表現を意識して執筆しています。
美容、中でもコスメやスキンケアの関心が高く、プチプラ・デパコス問わずコスメやスキンケア用品が好きです。現在、乾燥気味の肌に悩み中。

【保有資格】
・日本化粧品検定1~3級
・コスメコンシェルジュ

【パーソナルカラー】
1st:ブルベ夏(ブライトサマー)
2nd:イエベ春(ブライトスプリング)

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